あなたは愛犬の体重管理ちゃんとできていますか?
もしかして、痩せない・痩せすぎで悩んでいませんか?
「ドッグフードの給与量をキチンと守っているのに、愛犬が太ってしまう」といった悩みをお持ちの飼い主さんは意外と多いものです。
反対に、「ドッグフードの量を増やしても、ガリガリで体が心配」という飼い主さんもいます。
目標とする体重に合わせてドッグフードの量を調整しても、なかなか体重管理がうまくできないのはどうしてなんでしょうか?
我が家の犬達の体重管理から考えれられる、太りやすい犬・痩せやすい犬の原因と対策をまとめてみました。
*この記事は2015年12月に書いたものに追記して再投稿しています。
目次
太りやすい犬・太らない犬の原因について

ドッグフードの量を守っても、太りやすい犬・痩せる犬の原因として、一般的に考えれらているものを、まとめてみました。
ドッグフードの量を守っても犬が太りやすい3つの原因
- 運動量が少ない
- 基礎代謝が低い
- 避妊・去勢手術をしている
ドッグフードの量を増やしても犬が痩せる5つの原因
- 糖尿病やガンなどの病気や、寄生虫の感染
- 運動量が多い
- 基礎代謝が高い
- 老化による筋肉量の低下
- 消化吸収の低下
こういったことがまずは考えられますよね。
でも、避妊や去勢手術をしても、痩せやすい犬もいます。
ダイエットドッグフードに切り替えても、まったく痩せない犬もいます。
カロリーが高いドッグフードに切り替えても、ガリガリのままの犬もいます。
どんなことをしても太らない・痩せない犬には、どのような対策をしていけばいいのか?
太りやすい風花・花、痩せやすい空に試してみた方法をご紹介します。
太りやすい犬のドッグフード選び(風花の場合)

太りやすい犬のドッグフードを選ぶとき、まずはカロリーができるだけ低いものを選びたくなります。
でも、カロリーの低いドッグフードは穀物などの炭水化物の配合量が多く、じつはこれが痩せない原因になっている場合があります。
我が家の風花は、避妊手術後太りやすくなりました。
体重をコントロールするために、ダイエットドッグフードを試してみたこともあります。
ダイエットドッグフードによっては、まったく体重が減らないものもありました。
体重はゆるゆると減ったダイエットドッグフードは、どうにも毛並みが悪くなり、皮膚のハリがなくなってしまいした。
そこで、カロリーは高くなりましたがグレインフリードッグフードを試したところ、被毛が良い状態でダイエットが成功しました。
その後、何度かドッグフードを変えてみましたが、炭水化物の配合量が多いと太り、グレインフリーにすると体重が減っていきます。
これがわかってからは、ダイエットドッグフードで体重管理はしていません。
痩せやすい犬のドッグフード選び

痩せやすい犬の場合、できるだけカロリーが高いドッグフードを選んだり、食べる量を多くしたりするものです。
でも、ただカロリーが高いだけでは体重はなかなか増えません。
食べる量を多くしてしまうと、今度はトイレに行く回数が増えるだけで、体重は増えてくれません。
そんなトイプーの空の体重管理に必要な栄養は炭水化物です。
空はグレインフリードッグフードにしてしまうと、体重がガクンと落ちてしまいます。
人間世界では低糖質ダイエットが流行っていますが、犬も糖質が不足すると痩せてしまう可能歳があります。
糖質が不足すると痩せてしまう犬の場合、炭水化物を極端に減らしてしまうと、どんなに食べても太っていきません。
空はこのタイプのため、風花に合わせてグレインフリーだけにしてしまうと、あっという間に痩せてしまいます。
ドッグフードを選ぶときには、動物性たんぱく質がメイン原材料で、良質な穀類が配合されているものを選んで与えます。
犬の体重問題に酵素サプリメント

一日中クルクルと動きまわり、避妊手術もしていない花ですが、なぜか若いころからプクプクとした体系でした。
ダイエットドッグフードも試し、グレインフリードッグフードも試しましたが、まったく体重が減りません。
ところが、食糞行動を止めるために始めた酵素サプリメントを続けたところ、体重が緩やかに減少
ずっと見たことがなかった花のウェストのくびれを、やっと確認することができました。
酵素がどうして体重に関係あるの?
犬がどんなにたべても太らない。
少量しか食べていないのにすぐ太ってしまう。
愛犬の体重の悩みは、ドッグフードの素材そのものや、量、運動量などの見直しで解決するものです。
ですが、なにをやっても上手くいかない場合には、「潜在酵素」の減少が考えられます。
人間も動物も、生まれたときから「潜在酵素」を持っています。
この潜在酵素は、年齢と共に減少していくだけなのです。
そして、酵素は食べ物を消化吸収するためにも大変大切な役目を持っています。
潜在酵素が少なくなってくると、食べ物を消化・吸収する力が弱まることで、栄養として使われなくなるため痩せやすくなり、体が弱ってしまいます。
また、潜在酵素の減少によって、代謝をする力が弱くなってしまうと、十分なエネルギーとして使われず太りやすくなってしまうのです。
体内で作られる潜在酵素は、大きく分けると「消化酵素」と「代謝酵素」の二つがあります。
酵素の生産量は、遺伝子によって決まっているため個体差がどうしてもあります。
何を食べても太りにくい犬は、消化吸収する消化酵素が少ない可能性があります。
沢山食べる・消化の悪いものを食べるなどすると、消化酵素を大量に生産、消費してしまい、代謝酵素が不足してしまいます。
代謝酵素が減ってしまうと、ドッグフードの量を減らしても太りやすくなってしまいます。
代謝酵素は体内でしか作ることができませんが、消化酵素は「食物酵素」を摂ることで不足を補うことができます。
食物酵素を摂ることで消化酵素の使いすぎを抑えると、代謝酵素の量を増やすことができます。
どうしても体重が増えない
どうしても体重が減らない
このような時には、酵素を補うことも愛犬の体調管理のために考えてみてください
犬に酵素を与える方法
- 生の野菜や果物を与える
- 生の馬肉を与える
- ヨーグルトなどの乳酸菌を与える
- 酵素や乳酸菌のサプリを与える
ドッグフードに少しだけトッピングするのがオススメです。
ただし、糖度の高い果物や野菜は、太りやすいワンコにはおススメできません。
我が家の場合は、食糞対策に与えてサプリメントで、体重がうまくコントロールできた経験があります。
ヨーグルトなどを与えても、なかなか効果を実感できない場合には、酵素サプリメントを試してみてください。
犬は体型で痩せているか太っているかを判断する

犬種による平均体重にこだわる方がいますが、ハッキリ言えばこれは危険な判断です。
シッカリした筋肉を持つ犬は、見た目よりも体重は重くなります。
平均体重にこだわりすぎてしまい、太っていない犬にダイエットドッグフードを与え続ける飼い主さんもいました。
太っているか痩せているかは、体重で判断するのではなく体型で判断をしてください。
見た目と触った感触を5段階で判定する方法ボディー・コンディション・スコア(BCS)
理想体重と実際の体重の比率で、5段階に分けられます。
1:痩せすぎ
理想体重に対する比率85パーセント以下。
特徴:肋骨がさわれます。腰も浮かび上がって見えます。
2:痩せている
理想体重に対する比率86~94パーセント
特徴:肋骨はごく薄い脂肪に覆われ、腰の皮下脂肪もわずかです。
3:理想体重
理想体重に対する比率95~106パーセント
特徴:肋骨はわずかな脂肪に覆われ、腰はやや厚みのある輪郭です。
4:太り気味
理想体重に対する比率107~122パーセント
特徴:肋骨は脂肪に覆われ骨が触りにくい。腰は厚みがあり、どうにか骨に触れる。
5:肥満
理想体重に対する比率123パーセント以上

この方法を覚えておくと、体重だけで犬の体格を判断しなくてもいいので、ワンちゃんの体をマッサージしながら、体型の変化を確認するのがドッグフードの量を決めるのに目安となります
まとめ
犬が太りやすい、痩せやすいには様々な原因があります。
今回ご紹介したのは、あくまでも我が家の犬達の成功例ですが、もしかしたらあなたの大切なワンちゃんの健康管理に役にたつかもしれません。
太りやすい⇒ダイエットドッグフード
痩せやすい⇒高カロリードッグフード
こんな方法でうまくいかなかったら、ぜひ一度ドッグフードの見直しや酵素のサプリメントをお試しください。