犬多頭飼い生活

犬の多頭飼いボス犬の交代時期!簡単にはいかないようです

二パッと笑うトイプードル

我が家の6匹の犬達のボスは、ずっと白トイプードルのミルクでした。

体が小さくっても、ちょっと睨みを利かせるだけで、他の犬達が静かになるほど堂々としたボスっぷり

おかげで犬6匹いても大きな揉め事になることもなく、穏やかな犬社会を築いていたのです。

トイプードルのボスが年老いても世代交代が進まない

疲れた表情のトイプードル

そんなミルクの座を、ずっと狙っているのは黒トイプーの空です。

何度も、ミルクに戦いを仕掛けるのですが、体が一回り小さな15歳のミルクに、5歳の空は勝てません。

子犬の頃から甘ったれで、わがまま一杯に育ってきた空が、子犬時代に辛い日々を送ってきたミルクに精神的に勝てるわけがないと、家族の誰もが思ってはいました。

ですが、ミルクの年齢を考えると、やはりそろそろボスの座を引退し、ゆっくりと過ごさせたいとも思うわけなのです。

ボス犬の体調が悪い日だけにボスになれる犬

ミルク爺の体調があまり良くない日は、空がミルクをソファから引きずりおろし、天下を取ったような表情で、ソファの中央で、他の犬達の行動をじっと見つめています。

しかし、悲しいかな空がボスになっていられるのは、ミルク爺の体調が戻るまでの間・・・

食欲が戻り、尻尾がピンと上に上がると同時に、ミルクがソファの上の空を引きずりおろします。

体力や体の大きさでは黒プー空の勝ちなのですが、小さくって年老いた白プーミルクの迫力には、全く勝てないのです。

口の中を噛みきられる大喧嘩で犬社会のボスは交代したのか

ぼけーとした表情のトイプードル

15歳と5歳のオスのトイプードル2匹の小さな争いが、思い出したように繰り返される我が家ですが、今週になって、一度大きな喧嘩となってしまいました。

ソファの上で、大好きなタオルケットをハミハミしていた空に、白プーのミルクが「ウ~」とうなり声をあげながら近づくと、黒プー空は慌てて、ソファから飛び降り逃げたのです。

空が逃げ出した後、お気に入りのタオルケットは、ミルク爺が占領します

ここまでなら、いつもの小さな喧嘩です。

いつもならこの後、お気に入りのタオルケットを取り戻したい空は、おばあちゃんか、母ちゃんに甘えた声で助けを求めるのです。

でも、この日はものすごく腹が立ったのか、唸り声をあげながらソファの上のタオルケットで寛ぎだしたミルク爺に飛び掛かりました。

体格も体力も黒プー空の方が上ですから、空が本気になってミルク爺に体当たりをすれば、小さくなったミルクの体はソファから簡単に落とされてしまいます。

ソファから落とされたミルク爺の上に、ドンと飛び乗り、前足で体を押さえる黒プー空

そして、歯をむき出しにして抵抗するミルクの口を、思いっきり噛んだのです。

歯槽膿漏で歯がぐらついていたミルク爺の歯は、この争いで3本抜けてしまいました。

そしてミルク爺は背中と尻尾をお腹の方にきゅっと丸め、空からできるだけ離れた場所に、逃げたのです。

そんなミルク爺の態度をみて、今日の戦いで自分が勝ったのが分かったのでしょうか?

黒プー空が、ソファの上から部屋の隅に隠れたミルクに吠え、ものすごい勢いでミルク爺に向かって走り出したのです。

本当のボス犬は群れに本当の危険がこなければ動かないようです

強そうに見えない犬

犬の群れには犬達のルールがあるので、よほどのことがない限り口も手も出さないと決めている母ちゃんですが、さすがに、老犬ミルクが可哀そうになり、黒プー空の行動を止めようとしました。

その瞬間、トイプー風花が空の体に体当たりをし、低い声で「ガウウゥ~」と歯をむき出しながら唸ったのです。

ミルク爺に向かってくる空の目をじっと見ながら、少しずつ前に進む風花の姿に空がひるんだ瞬間

3.4キロの風花が5キロの空の体を前足でグッと抑え込み、また低い声で「ガウウゥ~」と歯をむき出しながら唸ったのです。

その風花の態度に、びっくりしたのは黒プー空だけではなく、母ちゃんもばあちゃんもびっくりしました。

犬のボスは知らないうちに交代していたのです

我が家のボス犬は「ミルク」で、次のボスの座を狙っているのは「空」だと誰もが思い込んでいたのですが、実は本当のボス犬は「風花」だったのです。

風花の威嚇にビビった空は、慌てて母ちゃんの後ろに隠れ、ミルク爺は風花の後ろを歩き、またソファの上に戻りました。

誰にも興味がないトイプー風花は影の女ボスです

犬6匹の群れ社会の中で、トイプー風花は犬には興味がない犬です。

でも、なぜだか犬達は風花に興味があるようです。

大吉おじさんは、風花が鳴けば、一緒に鳴きます。

白プーの小雪は風花の行動をじっと観察し真似をします。

トイプーの花母さんは、幾つになっても風花をものすごく可愛がります。

トイプーのミルク爺は、どんなに近寄るなと風花に吠えられてもそばにいようとします。

黒プーの空は、風花の後ろにくっついて離れません。

誰にも興味がなく、一匹でいるのが大好きな風花を、なぜだか全員が興味を持って接しているのです。

犬の群れの中で、ひっそりと影をひそめ実は陰で全員を統率していたのは風花だったようです。

そうやって見てみると実におもしろいもので、ミルク爺が風花にくっついて離れないのは、空との争いに負けたくないための手段だったかもしれません。

犬の社会も奥が深いようですね。

スポンサードリンク