犬多頭飼い生活

多頭飼いは犬種の相性よりも仲間意識が問題でした

新聞紙をボロボロにする老犬

ミックス犬1匹+トイプードル5匹、合計6匹の多頭飼い生活が今年の8月に終わり、現在はトイプードル5匹だけの生活になりました。

いつもトイプードルの群れから隠れるようにして母ちゃんに甘えてくる大吉。

その姿を思い出すたびに、多頭飼いで一匹だけ違う犬種だったのは可哀そうな事をしたかもしれないと、家族で話すのです。

どんな犬とも程よく距離を持って生活するミックス犬

仲の良い老犬

ミックス犬の大吉は、とても穏やかでな性格で争うのが嫌いな犬でした。

次々と増える犬達が好き勝手なことをしても、眉間に皺を寄せながら「困ったな~」みたいな表情はしても、怒ることも、唸ることもせず、トイプードル達とう程よく距離を保ちながら生きていた犬です。

頑固で人には甘えることせず、若い時には家を脱走ばかりしていた大吉は、家族との関係を築くのも苦手でしたが、犬社会で関係を築くのも苦手だったようです。

毎日、おやつを貰うのも、犬のトイレで用を足すのも、母ちゃんに撫でてもらうのも、必ずトイプードル達の後にしていた大吉。

穏やかで争うのが嫌いな性格だから、なにもかも最後にこっそりと行動する癖が身についてしまったのです。

飼い主がミックス犬を優先するのが許せないトイプードル

みんな一緒の散歩

どんなことも最後にする大吉だって、最初からそうだったわけではありません。

母ちゃんは、多頭飼いのしつけのため、食事や、おやつ、犬への声掛けなど、すべて先住犬からしていました。

トイプードルのミルクが大吉と大喧嘩し、体が小さくても大吉よりも強い立場になった後でも、必ず大吉から構ってあげていたのです。

ところが3匹目に我が家にやってきたアプリトイプーの花は、大吉が大人しいのをいいことに、一番最初におやつを貰う大吉に対して歯をむいて威嚇をするのです。

必ず母ちゃんが大吉を優先する時にだけ花は歯を剥きだしにして怒り出します。

「大吉おいで~」と母ちゃんが声をかければ、大吉に向かって「先に行くんじゃない!!」といった感じで怒り出します。

でも、ミルクの名前を先に呼ぶときには、花はミルクに歯をむいて怒ることはしません。

母ちゃんが大吉を呼んだり、先に撫でたりしなければ大吉に対して怒ることもしません。それどころか、大吉にピッタリと寄り添って眠るのです。

どうも花にとっては、大吉が最初に可愛がられることが許せなかったようなのです。

トイプードルの群れに入っていけなかったミックス犬

この花の行動は、娘の小雪と風花、そして黒トイプードルの空も真似をしていきました。

そして、大吉と仲良しだったミルクも同じように大吉に対して接するのです。

ミックス犬の大吉とトイプードル達の相性が悪くはないのです。

個々であれば、どのトイプードルも穏やかな性格の大吉の事は大好きだったのですが、全員で何かをするときには、見事なまでに犬種の違う大吉だけをのけ者にしようとしました。

母ちゃんが大吉の頭を「いいこね」と言いながら撫でたり、大吉のブラッシングをすると、母ちゃんが離れた瞬間、全員で大吉に対して吠えたり、耳を噛んだりするのです。

大吉にしたようなことをトイプードルにしても誰も怒りもしないのに、なぜかミックス犬の大吉にだけ怒るのです。

まるで「雑種はあっちにいってろ!」とトイプードル達が言っているかのようでした。

トイプードル5匹とミックス犬大吉の仲は、決して悪いわけではありません。ただトイプードル5匹が仲間意識が強いだけなのです。

犬種が違うことでトイプードル達の心の中に、大吉は自分たちとは違うんだ!というような考えがあったのは間違いないでしょう。

トイプードル達に見つからないように甘える犬

優しい老犬

出来る限り争いごとを避けるように生きてきた大吉ですが、どうしても母ちゃんに甘えたくなる日もありました。

そんな時には、トイプードル達が気が付かないように、こっそりと母ちゃんの後をついて来て、じっと頭を下げて立っているのです。

「大吉いいこね」と頭を撫でてあげれば嬉しそうにゆっくりと尻尾を振ります。

でも、トイプードル達が近づく気配がすると、大慌てで母ちゃんのそばから離れ、自分のケージの中に入ってしまいました。

いつも、周りに気を使い、甘えることも自己主張することもしなくなってしまった大吉

老犬になり体の自由が利かなくなると、トイプードル達が吠えると、吠え返しながら家族に甘えるようになったのです。

多頭飼いをするなら犬種の組み合わせを考えるべきなのか?

多頭飼いをするなら同じ犬種がいいのか聞かれることがあります。

我が家の6匹の多頭飼い生活から考えると、すべて同じ犬種か、全く別々の犬種のほうがいいような気もするのです。

トイプードル5匹が一つの群れをつくり、そこにミックス犬が完全に仲間に入るのは非常に難しかったようで、あの大吉の淋しそうな表情を思い出すたびに、誰とも犬種のつながりがないのは人が思うよりも、犬にとっては淋しい事だったのかもしれません。

2匹までなら別々の犬種でも問題がなかったのに、3匹になったことで出てきた群れの問題。

どこか人の問題にも似ているような気がします。

スポンサードリンク