犬多頭飼い生活

一匹が虹の橋を渡り、残された犬達の行動に変化が現れました

一日中眠る老犬

ミックス犬の大吉がいなくなって、もう3か月経ってしまいました。

大吉のケージを処分し、ポカンと空いてしまった場所に今は小さな長椅子が置いてあります。

大吉のケージを体に擦り付けるようにしながら歩き、行く方向を決めていた、目の不自由なトイプードルの花母さんが、家の中で困らないための対策です。

 視力を失った犬は環境の変化にすぐ対応できない

水が飲めない老犬

大吉のケージが左側に感じれば、そのまままっすぐ進めば犬用トイレ、右に曲がれば水飲み場。

大吉のケージを右側に感じれば、そのまま少しだけ進めば自分のケージ、それを左に曲がればお気に入りのクッション。

そうやって、行きたい場所に迷うことなく家の中を歩きまわっていた花母さんは、ケージを撤去してしまったあと、家の中をさまようになってしまいました。

身についてしまった習慣を数日で変えることは目の見えない老犬に難しく、大吉のケージを撤去してしまった空間でグルグルと彷徨ったり、壁やドアにぶつかっては、ウロウロしてしまう日が増えてしまいました。

そこで、ケージがなくなった場所に長椅子を置いたところ、トイレまで迷うことはなくなりました。

ただ、水飲み場の場所をどうしても探せない日は今でも時々あります。

大吉が生きている間、日中のほとんどを水飲み場周辺で寝転がっていた大吉を頼りに、場所を探し当てていた花母さん。

水飲み場の近くまではタッタと歩いてくることが出来ても、大吉がいなくなったため水の入ったボウルの周りをウロウロとし、時にはそのまま壁にぶつかってしまうこともあります。

視力を失った後、だんだんと嗅覚も鈍くなりだした花母さんが、不自由なく家の中を歩きまわれていたのは、大吉のおかげだったようです

ミルクの夜鳴きが治ったのは何故なのか?

トイプードルのミルク爺の夜鳴きと大吉の夜鳴きに悩まされてきた我が家ですが、今は朝の4時ころまでは誰も鳴くことがありません。

毎日、真夜中に鳴き続けたミルク爺は、明け方にオシッコが我慢できなくなると鳴くだけです。

大吉の介護が終わった日から、ミルク爺の夜鳴きはパタリとなくなってしまったのです。

ケージのドアを壊すほど、毎晩ガシャガシャと前足で扉を叩き、高い声で鳴くミルクに悩まされ、新聞紙をケージに敷いてみたり、ハウスの中を変えてみたりといろいろとしました。

でも、どれも1週間ほどすると効果はなくなるんです・・・

最終的には、昼間眠ろうとするミルクをつついたり、体を触ったりして無理やり起こすことで、夜鳴きの回数は少しは減りました。

でも、それだけではグッスリと眠ることは叶わず、老犬も母ちゃんも睡眠不足が続き体が疲れてしまったのです。

家族がグッスリ眠るためには、獣医さんで薬を貰うしかないのか、そこまで考えるてしまうほど繰り返していた夜鳴きが、今はほとんどありません。

大吉が逝ってしまってから夜鳴きがなくなってしまったのは、もしかしたら、大吉にばかりに気が向いてしまっている母ちゃんの気をひきたかったからかもしれません。

夜鳴きをしなかった犬が早朝に鳴き続けるようになった

悲しい表情のトイプードル

早朝におしっこが我慢できなくなれば鳴きだすミルクの代わり?に、花が早朝4時前後になると、毎日鳴きだすようになりました。

今まで鳴いて困らせることがなかった犬が毎日鳴き続けるのですから、最初の頃はおしっこが我慢できなくなったのか?体調が悪いのか?

それとも、ちょっとボケてきちゃったのか?

いろいろと心配してみましたが、2週間もするうちに原因がはっきりわかりました。

花母さんが鳴き続けた理由は母ちゃんに甘えたいから

花が鳴きだすたびに、最初はケージからだしいろいろとしてみましたが、手をかければ手をかけるほど鳴きだす時間が早くなりました。

このままでは一晩中鳴き続けるのではないかとも思いました。

そこで、鳴きだしたら手をかけずに、ただリビングに座りケージで鳴き続ける花母さんを観察することにしました。

出せ出せと鳴き続ける花母さんの名前を時々呼び、花母さんがどうするかを見続けるだけです。

鳴きだしてしばらくは興奮しているので、ゆっくり大きな声で名前を呼んでも気が付きませんが、何度か呼ばれているうちに母ちゃんの存在に気が付きます。

そして母ちゃんの存在に気が付くと、大きなため息をついて眠るのです。

ためしに、リビングにいても声をかけなければ鳴き続けます。おばあちゃんが名前を呼んでもダメです。

母ちゃんが名前を呼ぶと、花母さんは落ち着きを取り戻します。

花母さんが鳴き続けていた原因は、目が覚めたときに母ちゃんが傍にいてくれない事が原因だったようです。

老犬達が飼い主に求めるものには理由があるようです

ミルク爺は母ちゃんが大吉の世話ばかりすることに心が傷つき、夜鳴きを繰り返していたようです。

花母さんは大吉の介護中、同じ部屋で母ちゃんが一緒に眠るのが当たり前になり、大吉が逝ってしまった後に大吉の匂いはなくなるは、母ちゃんの気配がなくなるわで、心が落ち着かなくなり鳴きだしたみたいです。

大吉がいなくなり、ミルク爺は以前より母ちゃんに執着しなくなりました。

反対に花母さんは、日常のちょっとした時間にも母ちゃんを探し回るようになりました。

性格が違えば、飼い主に対する執着心のスイッチの入り方も、かなり違うことが良くわかる2匹の行動と夜鳴きです。

スポンサードリンク